2018年卒マイナビ学生就職モニター調査にみる自社開示の重要性とは?

●「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」

8月8日に マイナビは、「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」を公表しました。
https://www.mynavi.jp/news/2017/08/post_14861.html

主なトピックスは以下のとおりです。
(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)

就職活動に影響したニュースワードは、第1位「人工知能・AI」、第2位「IoT」、第3位「働き方改革」

就職活動に点数をつけると、全体平均は70.8点に。前年からほぼ横ばい

半数超の学生が、入社予定企業を決定後、不安になったことがあると回答。

オヤカク」をされた割合は30.5%」

※「オカヤク」:保護者が入社を承諾しているか、確認すること

調査方法
「○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力

○調査期間/2017年7月26日(水)~2017年7月31日(月)

○調査対象/2018年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生

回答数1,782名
(文理男女別)文系男子333名、理系男子482名、文系女子456名、理系女子511名
(地域別)関東704名、東海182名、関西371名、その他525名」

● 文系でもAI、IoTなどのテクノロジーキーワードが上位に

「「人工知能・AI」は文系男子で1位、理系男子で2位と、女子より男子の割合が高い。また、「IoT」は理系男子・理系院生で1位となり、理系学生への影響が強かった」
文系女子、理系女子とも人工知能・AIは3位に入っており、文系/理系、男女問わず、人工知能やAIへの関心は、働き方改革や地域活性化以上の関心を集めていることが分かりますね。
文系の学生さんも高い関心を持っているという点が印象的でした。

 

● 中小企業向けのデータ活用サービス
昨日の、「中小企業向けデータマーケティング支援サービスあれこれ」で紹介した、ネットを利用するマーケティング支援サービス(http://wp.me/p8EI7Z-h9)のように、

中小企業でも、AI、IoT、ビッグデータなどのテクノロジーを利用する環境整備は大手企業よりは遅れつつも進められています。

むしろ法整備の遅れに象徴されているような、どのような契約を取引先や顧客と結んでおけばよいか、得たデータの分析方法と活用などソフト面の支援がより深刻な課題かと思われます。

 

● AIやビッグデータの活用への取り組みを開示することの重要性

人材の採用・獲得において、AIやIoTへの自社の現在の取り組みと今後の方針を開示することは重要になってきています。

特にネットを利用した人材採用では、これらのキーワードを就職希望者は使って検索している可能性が高いので、ネット上での自社の開示では気を付ける必要がありますね。

知的資産経営報告書の中で、自社の取り組みにAIやデータの活用を採り上げておくことは、取引先等へのアピールだけでなく人材採用でも有効と考得る次第です。

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