AI・IoT時代のリスク対策を考えるヒント>統合的なプロジェクトマネジメントの視点

ボーイング737MAX

【今日のポイント】

2019/3/10にエチオピアで発生した痛ましい航空機事故。新規に導入されたシステムの不具合が原因ではと報じられています。

システムの複雑化、サイバーセキュリティリスクの顕在化など、システム更新や新製品開発時のリスク対策も、全社的なプロジェクトとして捉え、適切なプロジェクトマネジメントツールの利用も考えることが必要となっていると感じます。

ボーイング737MAX、飛行禁止

2019/3/21の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

50か国以上がボーイング737MAXを飛行停止にする対策を取った。その判断は、搭乗していた157人が死亡したエチオピア航空の墜落事故の後に取られた。その航空機はケニアのナイロビに向かって、エチオピアのアディスアベベから離陸した。

同社の株価は下落した。この判断の影響は、世界中の航空料金に直ちに影響を与えるだろう。航空安全の専門家は、その航空機墜落事故はソフトウェアの欠陥のために発生したと主張している。』

2019/3/10にエチオピアで起きた、痛ましい航空事故に関するものですが、

この事故については、

「米ボーイング737マックス2件の墜落に「明白な類似性」=エチオピア運輸省

「エチオピア航空機墜落、ブラックボックスが仏航空事故調査局に到着2019315日」
など、各紙で報じられていたのでご存知の方も多いかと思います。

航空機の操縦性向上のために新たに導入されたシステムに欠陥があったのではないかということですが、新規開発や改良に伴う安全性確保の重要性と着実な実施における課題があることを感じさせるものでした。

総合的なリスク対策のためのリソース確保と高度なプロジェクトマネジメントツールの必要性

今回の一連の記事からは、
「総合的なリスク対策とそのための(時間を含めた)リソースの確保と高度なプロジェクトマネジメントツール」の重要性が高まってきていることを感じます。

ソフトウェアがさらに複雑になり、多くのセンサー情報を利用する際のシステムの改良や更新・ソフトのアップデート等に伴う安全性確認は、例えば、個別のセンサーの誤作動などの影響を確認するなど、非常に多くの手間がかかることが想像できます。

事故を起こしたボーイング737MAXに今回導入されたシステムについての説明や、それに対応するために必要な手順は、米国およびヨーロッパのパイロットマニュアルにはなかったとの記事も目にしましたが、

システム更新時のパイロット・整備士への訓練や手順書の整備にも問題があった可能性が考えられます。

(こちらのほうは、2018/8/1の1日5分ビジネス英語「世界経済の上昇で、航空運賃やホテル料金も上昇するか?で採り上げられていたような、世界的なパイロットの不足などが訓練の不足につながるリスクも感じるところです。)

上記のような、行うべき安全対策が数多く、かつ相互に影響する中での、個別の安全確認手法や訓練手法については、

以下の記事で紹介されているような、AI、XRなどの新技術を活用するとともに、安全対策を全社的なプロジェクトとして捉えた、統合的なプロジェクトマネジメントツールが必要になってきていることの感を深くした次第です。

2019/2/7三菱電機:自動制御の要となるセンサーを用いたセンサーフュージョンアルゴリズムに、独自の「センサー攻撃検知アルゴリズム」を実装し、世界で初めてセンサーへの攻撃で発生する計測データの矛盾を高精度に検知する「センサーセキュリティー技術」を開発。(同社のリリース記事)

「統合型プロジェクト管理ツール SI Object Browser PMPMBOK準拠リスク管理機能についてご紹介します。」
株式会社システムインテグレータの製品紹介サイト

「全社的リスクマネジメントツール「Enterprise Risk MTERMT)」を正式ローンチ
株式会社GRCSの全社的リスクマネジメント(ERM)のためのクラウドアプリケーション「Enterprise Risk MTERMT)」のリリース記事。

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