航空運賃100$を目指す超音速機開発に考える、「距離と時間の感覚の変化」の影響

【今日のポイント】

アメリカで、将来的には運賃100$を目指す超音速機を開発中とのこと。
実現すれば、距離と時間の感覚に大きな変化をもたらすものと思われます。

オンライン化に加えて、リアルでの時間と距離、コストの変化も、社会と自社事業環境への影響という面、また、自社の将来像を考える際のヒントという面でアンテナを張ってはいかがかと考える次第です。

 

【目次】

1.アメリカでの超音速旅客機の開発
2.超音速機が、自動翻訳と自動通訳の普及を加速する
3.オンラインとリアルの双方で、「時間と距離、コスト」の関係変化を捉える

 

1.アメリカでの超音速旅客機の開発

『アメックスベンチャーズ、超音速機を開発するBoomに出資』

2021/3/5航空、鉄道、バス、旅行・観光情報を提供するTRAICY(トライシー)に表記の記事が掲載されていました。
(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『ブームが開発を進める超音速旅客機「Overture」は、65席~88席を配置でき、持続可能な航空燃料で飛行できる。
2025年にも初飛行し、2029年までに商用飛行を開始することを計画しており、500以上の大洋横断ルートで、従来のジェット機の2倍の速度で飛行できるとしている。』

⇒この超音速機は、以下の2021/5/3115分ビジネス英語のトピックスによると、将来、100$という破格の低価格でのサービス提供を目指しているとのことです。

High-speed air travel for $100 / 100ドルの高速空の旅』

 

日本のJALも同社の超音速機開発を支援しているとのこと、航空業界や利用者にどのような変化をもたらすのか、想像を刺激された次第です。

 

BoomJALも支援する超音速旅客機実現に向けた試験機「XB-1」披露。2021年初飛行へ』
2020107日 トラベルWatchの記事。

GEもこのような超音速機を検討しているとのことですので、今後新しい潮流となるか、要注目と感じます。

『エンジンを冷やせ:極超音速飛行の到来とその実現を支える技術』
2019/09/02GE Reportsの記事。

 

2.超音速機が、自動翻訳と自動通訳の普及を加速する

これは若干「風が吹けば桶屋が儲かる」的な発想ですが、

今回の記事と、以前のブログトピックス
『翻訳機能付きスマートマスクにみる、生活習慣の変化によるウェアラブルデバイスの多様化というビジネス機会』
でご紹介した、翻訳機能や音声のテキスト化機能を備えたスマートマスク

『国家・都市間の競争の多様化にみる、自社環境の変化の把握と予測の重要性』

『新型コロナ対応とテレワークに考える、今後の企業と社員の関係性の変化への対応』
でも採り上げた、テレワークなどのオンライン化による人材の流動化や働き方の変化などからは、

「超音速機が、自動翻訳と自動通訳の普及を加速する」ことが想定できるかと思います。

 

今回の超音速機は、目標としている100$の輸送価格で実用化されれば、距離と所要時間の関係を逆転させる破壊的イノベーションになる事が予想されます。

 

近場を鉄道や車で移動するよりも飛行機で遠距離移動する方が所要時間が掛からず、かつコストも変わらなくなると、距離の観念が変わると考えられます。

 

オンライン化とも異なる、リアルでの距離感の変化がビジネス、エンターテイメント、学習等多くの分野に影響を与えて、人々が活動する場が国境を超えるハードルが下がってくるのではないかと感じました。

 

そして、リモートワークの国際化やそれに伴う自動翻訳、自動通訳などの技術のニーズと進化も更に進むものと考える次第です。

 

3.オンラインとリアルの双方で、「時間と距離、コスト」の関係変化を捉える

既に、新型コロナ対応などで、テレワークやVRの活用などのオンライン化が、働き方、副業などを含めたワーク・ライフへの意識や、企業活動、学生から社会人までの学習などに大きな変化をもたらしているのと同様に、

 

今回のような、リアルでの新技術や新製品・サービスの開発と提供は、物流、人の交流などを含めて、社会に与える影響は大きなものとなる可能性が高いため、
その動向も把握していることが必要かと思います。

 

さらにオンラインとリアルが相互に影響して、影響を増大させたり、新しいサービスなどを産み出したりする可能性も大きいものがあるかと思います。

 

物流・人流については、コンパクトシティなどの都市計画やスマートシティなどもリアルとオンラインの双方で社会に影響を与える事例の一つとなります。

 

これらの動向把握により、B2BB2Cを含めて「時間と距離、コスト」の関係変化をウォッチし、その影響を考えることは、自社の将来像や外部影響を考える上でも有効な視点の一つと、検討をお勧めする次第です。

 

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